英単語を覚えたり、古文単語を覚えたり、語彙を増やすことは、受験では絶対に避けて通れない道です。
いわゆる英語や古文の基礎にあたる勉強です。
この時期にやる最も大切なことは、毎日のルーティーンを確立していくことですが、語彙を増やすことはルーティーンの中に必ず組み込みましょう。
今回は英単語や古文単語を覚える最も基本的な方法を紹介します。
毎日語彙を増やし、定着させて自信を深めていってほしいと思います。
たとえば、英単語を覚えるときはこんな風に勉強します。
一日二十個覚えたいときに、一回目に十個、二日目にまた十個、三日目に十個……と覚えるのではなく、一日目に十個学習したら、二日目には前の日の十個を復習してからその日の十個を覚える、というようにします。
三日目には、一日目の十個、二日目の十個を振り返ってから、その日の分を覚えていきます。
毎日これまでにやったすべての単語を見て、意味が言えるかどうかの確認をしていく、ということです。
すべての単語を見て、意味を言うのは大変だという人もいるかもしれませんが、瞬時に意味が答えられるようにしていくトレーニングをしていくと、1単語の意味を言うのにかかる時間が1秒、100単語で100秒(1分40秒)、1000単語で1000秒(16分40秒)です。
意味がわかっていても復習するのは定着をさせるためと、瞬時に引き出せるようにしておくためです。
ですので、わかっているところも飛ばさずに単語を見て、瞬時に意味が言えるようにトレーニングしていきましょう。
このように前にやったことをつねにくり返し復習しながら、新しいことを覚えていくやり方は古くから行われてきました。
インドではこの記憶法は「ヒンドゥー・メソッド」と呼ばれています。
ヒンドゥー教のもとになったバラモン教では、「ヴェーダ」という聖典を、口頭で伝授していました。
そのとき、確実に記憶していく方法として、このメソッドが取り入れられていました。
まず1日目、師匠が弟子に聖典の一文目を唱えさせます。
完璧に一文目を記憶したら、2日目は二文目を覚えます。
そのとき必ず師匠は弟子に一文目をおさらいをさせ、おさらいが終わったところで二文目を唱え、覚えていきます。
3日目に三文目を覚えるときは、一文目、二文目のおさらいをしてから、三文目を覚えていきます。
・・・これを繰り返して毎日これまでにやったことをすべて振り返ってから、一文ずつ知識を増やしていくのです。
膨大な聖典を口頭で覚えるのは並大抵のことではありません。
でも一文ずつ進みながら復習していくやり方なら、確実に覚えていけます。
古来の人たちが苦心の末に編み出した記憶術だったに違いありません。
小さく刻みながら、少しずつ記憶の量を増やしていく。
そうすれば、どんな膨大な量でも、いつかは記憶できます。
覚えたことは忘れるのが当たり前です。
まずは、忘れるのが当たり前、という前提に立ちましょう。
その上で、毎日復習のローテーションを組むようにしていきましょう。
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