毎日与えられる86400円をどう使うか?

今回は時間の価値についての話です。

アメリカ合衆国の建国者の一人、ベンジャミン=フランクリンがたとえ話として使ったものが元ネタらしいのですが、多少アレンジされています。

ちょっといい話なので紹介します。

次のような銀行があると、考えてみましょう。

その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400円を振り込んでくれます。

同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。

つまり、86,400円の中で、あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。

あなただったらどうしますか?

もちろん、毎日86,400円全額を引き出しますよね。

私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。

それは時間です。

毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。

毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。

それは、翌日に繰り越されません。

毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。

そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。

もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。

過去にさかのぼることはできません。

あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。

だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。

そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。

時計の針は走り続けています。

今日という日に最大限の物を作り出しましょう。

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。

1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。

1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。

1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。

1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。

1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。

10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。

時計の針は動き続けています。あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。

そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。

昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。

明日は、まだわからないのです。

今日は与えられるものです。

だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。

毎日与えられる86400円をどう使うか?” への1件のフィードバック

コメントを残す