E判定から這い上がる

「第一志望の学校が模試でE判定で、すごく落ち込んでいます」

「やってもやっても成績が上がらず、悩んでいます」

「周りはすごくできるのに、なんで自分だけできないんだろうと思ってしまうんです」

面談でよく受ける相談です。

どれだけ現実に打ちのめされても、あきらめてしまったらそこまでです。

最後まで自分を信じて、目標を達成するための方法を具体的に考えることができる人だけが、最後に大逆転をすることができます。

ノミを使った実験というのは聞いたことがあるでしょうか。

体長1cmに満たない小さなノミは、ジャンプをすると体長の100倍以上の1メートル以上飛ぶことができます。

これを人間で言ったら、身長160cmの人が160mも飛んでしまうということです。

こうした能力を持っているノミを捕まえて、瓶の中に入れて蓋をするという実験をします。

ノミは何度も蓋から出ようとしてジャンプをしますが、そのたびに蓋に体を叩きつけます。

瓶の深さが30cmの場合、そのまま放っておくと、そのノミは瓶の中で30cm以上飛ばなくなってしまいます。

しばらくして蓋を取り、外に出してみても、そのノミは以後ずっと30cmまでしか飛ばなくなってしまうのです。

本当は1mも飛べる能力を持っているのに、何度も蓋に衝突することで、高くジャンプすることをしなくなってしまいます。

人間も同じで、失敗したり、思い通りにならないことを経験すると、挑戦することをやめてしまいます。

自分で自分の可能性に蓋をして、「どうせ自分なんか」と限界を設定してしまうのです。

でも、何度叩かれようが、そのたびに這い上がってきた人が最後には勝ちます。

偉人と呼ばれる人達も、かつては信じられないくらいの挫折を経験しました。たとえば…

発明王トーマス・エジソンは、教師に頭が悪すぎて教えることが不可能であると言われ、8歳で小学校を辞めました。

バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンは、高校のバスケットボールのレギュラーメンバーから外され、ロッカールームで泣きました。

経営の神様と呼ばれる現Panasonic創業者の松下幸之助氏は、父親が事業に失敗し、9歳で小学校を辞め、丁稚奉公を始めなければいけませんでした。

日本を代表する企業であるSONYを創業した井深大氏は、就職活動で第一志望だった東芝の採用試験に落ち、ひどく落ち込みました。

情報社会に革新をもたらしたスティーブ・ジョブズは30歳のとき、自分が採用した人物によって、自分が創業したアップルを追い出されました。

こうした挫折の経験を乗り越えることができたからこそ、上記の人物たちは、偉業を達成できたのです。

困難な状況に置かれたときに、最もその人の真価が問われます。

E判定を何度も突きつけられたり、第一志望の過去問が全然解けなかったりしても、「自分が絶対に成し遂げたい」という強い思いが、困難な局面を打開していけるかどうかを決めます。

突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、困難な局面で、「できない理由」を探すか、「できる理由」を考えるか、という1点だけです。

自分の可能性に蓋をして、「できない」と決めつけるのではなく、「絶対にできる」と信じて、達成するための方法を考えましょう。

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