記憶力を高める公式というものを作ってみました。
記憶=理解3×出力×回数です。
最も重要なものは「理解」です。
理解の「3乗」というのは大げさではありません。
記憶のために最も大切なことは理解です。
理解できていないものは、何度繰り返しても覚えられません。
理解の深さが大切なのですが、意外と中途半端にしか理解できていないことが多いのです。
「この程度でいいや」と浅い理解で満足してしまうと本質をとらえることができません。
理解できているかどうかは言語化できるかどうかです。
「ふわっとした何となくな状態」ではダメです。
説明問題は言語化をさせるものなので、理解の深さがよくわかります。
また、理解できていないものは形が少しでも変わるとできなくなります。
英語の頻出問題集(ネクステなど)を解くと、英文法問題などは単語が少し形を変えただけで全然できなくなってしまいます。
根幹から英文法のルールを理解できていないからです。
数学でも、数値が変わると途端にできなくなります。
理解が不十分で、かなり手前のところで躓いてしまっているからです。
丸暗記の知識というものは結局は使えないものなのです。
浅い理解で満足することなく、とことん理解することを大切にしてください。
②出力
理解したことは書いてアウトプットしましょう。
手を使って書くことは理解をさらに深めてくれます。
手は「第二の脳」といわれることもある身体の中でも重要な部分です。
自分が理解したことを書いてアプトプットすることで、記憶は定着します。
書くことを面倒くさがってはいけません。
書くことは時間がかかるのですが、一番確実な方法です。
頭に入ったら内容を見ないで声に出してアウトプットできるか確認しましょう。
何も見ないで声に出すことで、自分の頭の中に理解したことが入っているかどうかを確認することが出来ます。
インプットばかり重視する人はなかなか覚えられません。
逆にアウトプットすればするほど、インプットされるのです。
部屋のぬいぐるみに理解した内容を説明してあげてください。
できればなかなか理解してくれなそうな(笑)、ゆるいキャラのぬいぐるみが良いです。
「わかりやすく説明してあげなければ」という気持ちが起こります。
③回数
回数を軽視してはいけません。
人間の脳というのは、もともと忘れるようにできています。
脳には絶えず大量の情報が入ってきますので、脳は入ってきた情報を片っ端から消しています。
「忘れる」ということは、脳科学的にはとても自然なことなのです。
では、どうしたら脳は記憶を消さないのでしょうか。
さきほどの理解や、出力が大切なのはもちろんですが、脳は何度も使った情報を重要なものとして判断します。
覚えたい内容は何度も何度も引き出して使うことです。
「覚えたければ使え」です。
使うことによって脳は重要な情報であると判断し、記憶を定着させてくれます。
同じ範囲を10分かけて復習するよりも、1分の短い復習を10回繰り返した方が使う回数を増やし、記憶を定着させることができます。
「テキストのあの部分に書いてあるのはわかっているのに、忘れてしまっている」という経験が多い人は、「記憶=理解3×出力×回数」の公式の中で、自分がどの部分が一番足りないのかということを分析し、必要な箇所を補強していきましょう。