「できるからやる気になる」

何かを達成するときに大切なことは、モチベーションを高め、持続させることです。

モチベーションを高め続けることができれば、自然に目標は達成できます。

でも、それがなかなか難しいから、みんな途中で挫折してしまうのです。

では、どうすればやる気を高め、維持することができるのでしょうか。

答えは簡単で、勉強であれば、勉強の意欲を高める方法は、「勉強ができるようになること」です。

本末転倒ではないか、と思うかもしれませんが、「できるようになる」ということの積み重ねしか、意欲を高め、持続する方法はありません。

多くの人が「やる気になる→できるようになる」という図式で考えます。

ただ、この図式は間違っていて、本当は「できるようになる→やる気になる」のです。

もちろん、最初にやる気がなければ、絶対にできるようになることはありませんので、最初のやる気は必要です。

ですが、最初のやる気だけではなかなか継続はできませんので必ず挫折します。

大切なのは、どうやってやる気を高め、持続するしくみをつくっていくのか、ということです。

そのために必要なのが、大きな目標を、小さな目標に分割するということです。

「○○大学に合格する」というのは、受験における1つの大きな目標です。

でも、この大きな目標だけでは、漠然としていて何をどうやってがんばればいいのか、ということは見えてきません。

達成すべき目標は、大きい順に

①○○大学に合格する

②過去問で合格点をとる

③プレ模試で合格ラインに到達する

④模擬試験で合格ラインに到達する

⑤定期試験で目標点をとる

⑥小テストで合格点をとる

⑦毎日英単語を20個覚える、問題集を2ページ進める

⑧移動の時間にどうしても覚えられない世界史の用語を頭の中で反復して覚える

などという順番です。

もちろん、どういう大学を目指したいか、よりも大きな目標として、どういう人間をめざしていくか、どういう仕事をめざしていくか、どういう勉強をしていきたいか、という目標があった方がいいと思います。

ただ、現実にはもっとも大事なのは毎日の自分で設定した勉強を確実に実行していくことです。

英単語を1つ覚えれば、その分だけ確実に一歩大学の合格に近づいたことになります。

こうした1つ1つの知識の積み重ねに、達成感を感じられるようになってくると、意欲が少しずつ高まっていきます。

成績の数字の結果でしか達成感を感じられないと、なかなか意欲もわいてきません。

成績の数字は後からついてくるものです。

数字の変化ではなく、「前は全くわからなかった単語帳のページが完全にわかるようになった」というような小さな変化が感じられることが、意欲を高めるために最も大切なことです。

毎日小さな目標を達成することで、できることを増やして意欲を高め、大きな目標に近づいていきましょう。

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