「約束」には二種類あります。
「他人との約束」と「自分との約束」です。
他人との約束を律儀に守る人は多いのに、自分との約束を守れない人は多いです。
他人との約束を破ることで失うのは「信頼」ですが、自分との約束であれば誰にも迷惑をかけることはないと考えているからです。
こう考えて、自分との約束を破ってしまう人も多いと思います。
しかし、自分との約束を破ることによって失ってしまっているものがあります。
これは、自分との約束を守ることによって得られるものを考えればわかります。
たとえば、こんな自分との約束があるとします。
クラブ活動であれば、たとえば一日に100本以上シュート練習をする、素振りを100回以上する、ストレッチに20分間必ずかけるようにする、ロングトーンを15分間必ずやるなどです。
勉強であれば、一日に英単語を20個覚える、英語長文を必ず音読する、数学の問題を必ず2ページ分解く、家に帰ったらその日にやった勉強の復習時間を必ず取るようにする、などです。
以上の約束を守ったとき得られるものは、クラブ活動であれば、「技術力の向上」や、「試合での勝利」でしょう。
勉強であれば、「各教科の学力」や、「受験での合格」を得ることができます。
いずれにおいても言えるのは、単純な実力だけでなく、自分との約束を守ったときには、「自信」「達成感」が得られるということです。
自分との約束を守ったときに得られた「自信」や「達成感」は、将来的に新しいことにチャレンジするときにまで力を発揮してくれます。
ということは、自分との約束を守らなかったときに失うのが何かは明確でしょう。
クラブ活動であれば技術力は停滞し、勝てたはずの試合でも敗北するかもしれません。
勉強であれば、学力が停滞し、受験では不合格の現実をつきつけられることになるでしょう。
また、将来新しいことにチャレンジするときにも、「どうせ、またうまくいかないから」と最初からあきらめてしまうかもしれません。
こう考えると、自分との約束を守らなかったことで失うものは計り知れないほど大きいということがわかります。
最初から自分と約束をしない場合も、実は同じことです。
毎日なんとなく怠惰に過ごしてしまうことで、失ってしまっていることが多いことに気がつかなければなりません。
具体的で、明確な自分との約束を決めて、毎日それを実現していくような生き方をしていきましょう。