成功確率が1%だったとしても…

仮に、成功確率が1%という課題があったとします。

この課題に1回だけ挑戦した場合の成功確率は1%です。

ですが、何回か挑戦したうちの少なくとも1回は成功すればいいという条件であれば、挑戦回数を重ねることで成功確率はあがっていきます。

たとえば、2回挑戦して1回以上成功する確率はどうなるでしょう?

1回挑戦して失敗する確率は99%。

2回とも失敗する確率は、0.99×0.99≒0.98%=98%

ですので、2回の挑戦のうち1回以上課題に成功する確率は100%から98%を引いた2%ということになります。

もちろん、これでも可能性は低いままですが、1回しか挑戦しなかった場合に比べ成功確率が倍に高まったことになるわけです。

これだけでも、1回しか挑戦しなかった人は損をしている、といえるかもしれません。

では、この挑戦を50回続けた場合の成功確率は、どのように変化するでしょう?

1回だけなら1%、2回なら2%なのだから50回挑戦した場合は50%に…と考えたいところですが、50回すべて失敗する確率は、0.99の50乗、つまり0.99^50≒0.61=61%となります。

ですので、1回以上成功する確率は39%ということになります。

ちなみに、100回挑戦した場合の成功確率は約63%。

こうなると、なんだか成功できるような気がします。

あとは、どうやったら、確率を上げることができるかどうか、ということです。

社会に出てから経験することは、圧倒的な量のトライ&エラーです。

たとえば、営業の仕事についた場合、自社製品を買ってもらうことが目標になります。

たとえば、大学時代の友人で、業務用の冷蔵庫を製造・販売する会社に就職をした人がいました。

業務用の冷蔵庫なんて、そんなに売れるものではありません。

普通にやったら100社に訪問して1社買ってくれるかどうかというような状況です。

友人も、最初は営業に行っても邪険にされたり、門前払いされたりで、ずいぶん落ち込んだという話をしていました。

でも、こうした状況の中で、買ってくれる会社をどうやって見極めるか、どういう営業をしたら買ってくれるのか、ということを必死になって考え、自分なりの方法を作って実践したそうです。

そうしたら、営業成績全国トップとして表彰されるような業績を収めるまでになりました。

10回、20回営業に失敗くらいで、「全然売れません」と上司に苦情を言ったら、そんな部下は使えない、ということですぐに首を切られてしまいます。

営業成績の良い人、というのは勝率が高い人です。

1回営業に行って、失敗したらそこで実績が決まるわけではないのです。

圧倒的な量のトライ&エラーの中で、営業成績を上げるための方法を必死になって考え、見つけることができた人だけが、実績を上げられるようになります。

現在、挫折しかけている人は、それだけ本気になっている証拠です。

挫折経験が大きければ大きいほど、そこから立ち直る力は大きなものになります。

本気になってぶつからないと、挫折はしないし、得られるものも多くはありません。

もし、挫折をしたとしたら、本気になってぶつかっている証拠だし、そこから得られるものが多い、ということを意味します。

「失敗の中からどれだけたくさんのことを吸収できるかどうか」、ということが試されているのだと考える姿勢を持ちましょう。

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