夏休みの勉強に大失敗したら…

「やばい…もう夏休みが終わってしまう」

「予定を詰めすぎて消化できなかった」

「生活のリズムを崩してしまった」

「スランプに陥ってしまった。」

「気持ちばかり焦っていて全然前に進んでいる感じがしない」

などなど、様々な思いを抱いている人もいるかもしれません。

軌道修正を図るために最も良い方法は、「やるべきことの優先順位の整理」です。

まずは残った夏休みと、2学期以降にやるべきことを紙に書き出してみましょう。

それを

①最優先ですぐにでも取り掛からなければならないこと

②最優先でやるべきことが終わったら取り掛かること

③直前期に仕上げの段階で取り組むべきこと

④あえてバッサリ切り捨てて最後までやらないこと

に仕分けをしてみてください。

この仕分けをしっかりやって、自分が今、何を優先すべきなのかということが見えてくれば立て直しは可能です。

ボウリングを例にして話をします。

ボウリングを1回でもやったことがある人は、ストライクをとるにはどうすればいいか、ということは知っていると思います。

ボウリングでストライクをとるためには、絶対にセンターピンにあてなければなりません。

的確な角度でセンターピンにあてることで、ピンアクションが起こってピンが他のピンに次々にあたり、すべてのピンが倒れることになるのです。

どれほどいいピンアクションをねらっても、一番前のピンにあてなければ絶対に全部倒れません。

また、たとえストライクがとれなくても、センターピンにあたれば7、8本は必ず倒れるのです。

そうすれば、残りのピンを倒してスペアをとることもできます。

でも、そもそもセンターピンにあてようと思っていなければ、たくさんのピンをとりこぼしてしまい、スペアをとることもできなくなってしまうのです。

このことは、多くのことにあてはまる真理です。

何かを実現しようと思ったら、まずはセンターピンを探すことです。

ところが、多くの人が些末なことばかりにこだわって、後ろのピンを倒そうとしてしまうのです。

何が優先課題かをわからないままで進もうとしてしまう人があまりにも多い。

物事には、押さえなければならないツボがあり、これがわからないと無駄な努力をたくさんしてしまうことになるのです。

センターピンが何か、ということがわかれば、あとはただひたすらセンターピンを倒す練習をしていくことで、ぐんぐん上達していきます。

ですから、勉強においても大切なことは「常に優先課題は何かということを考えながら勉強していく」、ということです。

やらなければならないことはたくさんありますが、センターピンを倒すことでピンアクションが起こるように、大きなことが解決できれば、小さなことは自然に解決してしまうのです。

逆に、小さなことばかりにこだわると、いつまでたっても大きなことに到達できずに終わります。

自分が今やろうとしている勉強のセンターピンはどこにあるのか、ということを考え優先課題を明確にしていきましょう。

大丈夫。まだ時間はあります。

多くの受験生が夏休み中にスランプになったところから、見事に立ち直ってきているのを見てきています。

失敗したことよりも、失敗をどう立て直したかということの方が大切です。

失敗したことを引きずらず、気持ちを切り替えていきましょう。

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