クラブ活動をしていた人はわかるかもしれませんが、上級生になった途端、上手くなることがあります。
なぜか「あれ? 自分こんなに上手かった?」と自分でも驚くほど、上手くなる瞬間が来るのです。
もちろん本人の努力や、上級生になることにより気持ちに余裕が出来たことも、上手くなる要因かもしれません。
でも、実はそれよりも大きな要因があります。
それは「今まで学んだことを後輩に教えることが出来る」からではないでしょうか。
後輩が出来ると上級生は色々教える機会が増えます。
後輩に教えるときに、何が要点なのかということを自分なりに整理し把握しなければなりません。
教えることは「要点を把握すること」とイコールです。
教えることによって、以前よりも明確にポイントを意識するようになるからこそ、教える方も上達するのだと思います。
わからないことを教えてもらうことによって成績が伸びるのはあたり前ですが、実は教えている方も成績が伸びるのです。
教えてもらう方の人は、「教えてもらうのはなんだか気が引ける」と思ってしまうことがありますが、「教える方」にとっても良いことがありますので、遠慮せずにどんどん質問をして教えてもらいましょう。
教える方も、自分が持っている得意分野を、自分のものだけで完結させてしまっては一定以上のレベルにまでしか到達できません。
「数学のことは〇〇に聞け」と言われるくらいの存在をめざしましょう。
大きな目標を達成するために一番大切なことは、「教え、教わる集団」を目指すことです。
自分一人でできることには限界があります。
教科の内容でも、勉強方法でも、わからないことは人に聞けば良いのです。
教える方も、自分が教えたことでわかってもらえると、自分が人の役に立てたことがすごく嬉しいものです。
理解する喜びであったり、理解してもらえる喜びを共有できる集団を目指していきましょう。