共通テストお疲れ様でした。
共通テストは試験会場の滞在時間が長く、本当に大変な試験です。
一日よく頑張りましたね。
明日も試験が続く人は、ここから先は読まなくて良いので、とにかく早くご飯を食べて、寝てください。
さきほど問題を解いてみたので、講評と今後に向けてのメッセージです。
①資料マシマシこってり系
相変わらず、資料てんこもりのこってり系問題でした。
選択肢だけを吟味して解く問題は少なく、資料と選択肢の「往復」が多い問題でしたね。
これが数題だったら良いのですが、これでもか、これでもかというくらい続き、ほぼすべての問題で資料を絡ませてくるという、もうお腹いっぱいですとなるような出題でした。
個人的には読解などは国語で問えばよく、歴史系の科目は知識を問うようなセンター試験形式が好ましいと思うのですが、この方向性は新課程でも変わらないということが確定したのではないかと思います。
②あれー?日本史はー?
そして、今回歴史総合がはじめて入試科目として問われることになり、日本史の内容がどの程度出題されるのかと、世界史選択の受験生たちは戦々恐々としていたところでしたが、これが何と、ほぼ出題されませんでした。
出題されたと言える箇所は、問題番号3で幕府から朝廷に政権が変わる時期(大政奉還の年代が分かれば良い)と、問題番号4で帝国議会が開設されたのが1890年であることが分かれば良い、というくらいでした。
これだったら昨年の旧課程の問題と何が変わるのか、という程度の内容でした。
歴史総合・日本史探究の方は世界史の内容がけっこう出題されたようですね。
来年度以降はもっと出題されると読んでいます。
この後の私大や国立でも、歴史総合はまだまだ油断なりません。
③イラン革命、やっぱり出たかー!
パフレヴィ―2世とホメイニの順番や、イラン革命がイスラームの教えに基づく国家の樹立を目指したことがわかれば良いという問題でした。
今年度、私大や国立二次はイラン革命の出題頻度がかなり上がるのではないかと考えています。
ハマス、ヒズボラ、フーシ派のバックにイランがいるため、現在の中東情勢を読み解くためにも、イラン現代史の理解が不可欠です。 共通テストの解説動画は作成しませんが、過去問解説動画や、イラン現代史の解説動画は作成します。
④資料よく読まないと見落としちゃう
カイロを特定するためのアズハル=モスク、8カ国連合軍が都を占領した義和団事件に関する資料がそのおよそ30年後に書かれたものであること、ヴァイキングが北米に作った集落に家畜を飼っていた形跡がないことなど、ちゃんと資料を読まないと最後の2択になったときに解けない問題がけっこうありました。
共通テストの「落とし穴」は資料にあります。
迷ったときは何度も資料を読んで糸口を探しましょう。
⑤今後に向けて
共通テストで失敗してしまった人は、立て直しを考えましょう。
第一志望が共通テストの結果が絡む場合、そのまま勝負するか、志願変更するかを周囲の人々とよく相談して決めてください。(最終的には自分の意志を大切に)
この後は、ただひたすら総復習と過去問演習あるのみです。
過去問演習の参考になるように冬休み中に準備しておいた動画や、早慶世界史のクイズをYouTubeに順次あげていきますのでそちらも利用してみてください。