弱点こそがチャンス

勉強をするということは、現在の自分自身を知るということです。

受験や就職活動といった人生の節目では、自分と向き合うことが必要になります。

特に、自分の最も弱い部分と向き合わなければなりません。

自分の弱い部分がわかっていながら、きちんと向き合えず、見てみないふりをしてしまう人は、いつまで立っても成長できません。

自分の弱点を知り尽くして、自分の弱さをどのように工夫したらカバーできるのか、ということを考え続けた人が、着実に実力をつけていくことが出来ます。

たとえば、先輩たちでこんな風に自分の弱点を克服したという事例を紹介します。

①電車の中では勉強しなければならないとわかっているのに、座るとどうしても寝てしまうので、電車の中では絶対に座らないで勉強するようにした。

②家では誘惑が多くてなかなか集中して勉強できないので、なるべく家以外の場所で勉強時間を多く確保するようにした。

③漫画やゲームに誘惑されてしまうので、受験の期間だけ封印することにした。

④覚えたらすぐに忘れてしまうので、毎日同じ場所を復習してから新しいページに進むような勉強の仕方にした。

⑤苦手科目をいつも後回しにしてしまうので、得意科目の間にはさんで勉強したり、一定の時間ですべての教科をサイクルさせるような勉強の仕方にした。

⑥いつも勉強にとりかかるのに時間がかかるので、好きな教科を20分やることからスタートすることにした。

⑦問題を解くのに時間がかかるので、いつもストップウォッチで時間を計って記録し、タイムを縮めていく感覚をつかめるようにした。

⑧どうしても特定の時間に眠くなってしまうので、その時間帯を勉強ではなく、プリントを整理する作業の時間にあてることにした。

上記のように、弱点は、カバーするための工夫さえ見つければ、実力を伸ばすためのチャンスになります。

これは試験でも同じです。

定期試験や模擬試験は弱点分析の宝庫です。

受験で失敗する人は、点数を知るためだけに試験を受けていて、一番肝心な次の勉強につなげるという部分ができていません。

なぜこの問題で間違えたのか、なぜこの分野の点数がとれないのかということを知り、改善するための方策を考えるために試験を受けているのに、点数に一喜一憂するだけで終わってしまうのです。

自己分析ができない人は、弱点を見つめることができない人です。

「弱点をどうやって生かすのか」ということから、最も多くのことを学ぶはずなのに、弱点を放置して終わってしまう人がとても多いのです。

今、目の前にある情報を最大限活用して弱点を分析し、克服するための仮説を立てて、検証をするための勉強をしていくという姿勢があれば、成績は必ず伸びます。

自分の弱点から逃げずに、きちんと向き合って克服するための工夫を考えていきましょう。

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