受験生が一番伸びるのはいつか。
間違いなく、「今」です。
今、この瞬間を大切にしてください。
毎年、高校3年生と接していますが、この時期の成長力は凄まじいです。
本番を控えたギリギリの緊張感は、今まで自分でも発見できなかった潜在力を呼び覚ましてくれます。
ある先輩は、「自分は1日12時間以上も高い集中力を維持できたのか」と驚いたと言っていました。
「過去問は一日に一年分しか解けないというのは思い込みで、午前中に一年分、午後に一年分、夜に一年分で、三年分進められることが直前期になってわかりました」と言っていた先輩もいました。
驚異的な集中力ですね。
絶対に届かないように思える志望校との差を、詰めることが可能な時期です。
いわゆる「追い込み」の時期ですが、間違いなく、受験期の中で激動の期間です。
やることは2つ。
①今まで使ってきたテキストや問題集を完璧に仕上げること。
②過去問を解くこと。
この2つがどこまでできるかの勝負です。
英単語や古文単語は時間を計って反復していますか?
ネクステなどの英語の頻出問題集はやり切れていますか?
世界史や日本史のテキストは何周できましたか?
知識は細かいところまですべて入っているでしょうか?
「なぜか試験本番は、この単元が出たら困る」というようなところばかりが出題されます。
本当に不思議なくらい、苦手なところばかりが出題されるのです。
「ここが出たら嫌だな」と思うところを一つひとつ丁寧につぶしていってください。
今からでも間に合います。
過去問は解いただけで終わっていませんか?
過去問はただ解けばよいというものではなく、「どのようにしたら解けるようになるのか」ということを徹底的に分析してください。
過去問こそが、この時期には最高の先生になってくれます。
過去問「を」学ぶのではなく、過去問「で」学ぶという姿勢を忘れないこと。
過去問は問題を解くよりも、問題を通じて学ぶことが大切です。
同じ問題は出ませんが、同じような頭の使い方をする問題を繰り返し出題しています。
どの深さまで学んでほしいのか?
どういう問題意識を持ってほしいのか?
どのような論理的思考を身につけてほしいのか?
すべて過去問の中に答えはあります。
繰り返しますが、今が一番伸びる時期です。
ここで踏ん張ったら勝てます。
ほんの少しのところで壁が突破できるか、できないかは決まります。
どれだけ打ちのめされても、立ち上がって戦うこと。
毎日、全身全霊をかけて勝負しましょう。
健闘を祈っています。